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2009年9月 3日 (木)

水口かんぴょう

1 夏の天日干しの代表といえば「かんぴょう(干瓢)」も挙げられます。かんぴょうは「ゆうがお」の実をひも状にむき、天日にあてて乾燥させたものです。水でもどして鮨ネタや煮物などにします。今では干瓢と言えば栃木県が有名ですが、以前は滋賀県の「水口宿」(現:甲賀市水口)でも多くが栽培され、加工されてきました。歌川広重の「東海道五十三次」のなかの「水口」にも干瓢を干す絵が描かれています。
 で、この夏、甲賀市の甲賀農業協同組合さんにお願いして、かんぴょうを剥く作業と、干した景色を撮影させていただきました。写真は、かんぴょうの天日干し風景。最盛期には、町のあちこちでかんぴょうが干されていたとのことですが、現在は宅地に挟まれてひっそりと干されていました。
2 2枚目は、実を剥いていく作業です。ユウガオの実は2キロ以上の重さがあり、持ち上げて機械にセットするだけでも重労働です。このヒモのようになった実を吊して干します。ほとんどが水分のため、乾燥するととても細くなってしまいます。もとのユウガオの大きさと重さは想像できないほどです。もっとも、水分が抜けているからこそ、煮たときに味がしみて美味しくなる訳なのです。
3 写真3枚目は、ユウガオの実です。水口ではユウガオ畑の中に家が建っていたそうですが、今や家やホームセンターの間にユウガオ畑がありました。

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